仕事について思うこと

「仕事」が面白くないと感じた時がチャンス

先日、「会社との契約があと1年」という人と話をしました。

「契約を更新するんですか」と私が尋ねると

「更新はしないつもり」と答えが返ってきました。

それとなく、話の流れで“理由”を聞いてみると納得する内容でした。

 

「仕事が面白くない」

 

この言葉の奥にはいくつかの背景・物事が隠れていました。

・仕事の内容がここ数年あまり変わらない
・仕事仲間(上司や部下も含め)が変動的
・仕事も人間関係も先行きが不安 

状況を知っていただけに、どれも理解できることだったので

私は思わず「ですよね」と頷いて返しました。

 

既に本人は答えを決めているようなので、

特に引き止めたり考え直すようなことを促すことはしませんでしたが

この状況は逆に、「仕事を面白くする“チャンス”」だな、と私は思いました。

 

今のこの仕事を続けていきたい、この仕事以外に他に当てがないというような場合には

前向きに、このチャンスを生かしていくという賢明な方法もあると。

では、そのチャンスを生かすポイントはというと、3つ、あります。

1.「自分が楽しめる要素」をプラスすること
2.「職場のコミュニケーションは挨拶と礼儀をメインに」考えること
3.「仕事」「ひと」「お金」のバランスを保とうとしないこと

実際に今回のケースに置き換えてみてみましょう。

「仕事を面白くする“チャンス”」の時に意識すること その1

・仕事の内容がここ数年あまり変わらない、
ならば「自分が楽しめる要素」をプラスしてみる

「自分が楽しめる要素」をプラスしてみる

勉強でもスポーツでも「自分が楽しめている」かどうかで、習得・上達度が変わってきます。

例えば、

ゲーム好きな人であれば、誰よりも早く電話をとり、誰よりも多く電話をとり、お客様対応をしたり

人間観察が好きな人であれば、仕事で関わる人について、その人の傾向を探り、仕事の癖(得意・不得意)を知って、うまく付き合っていくなど

「自分が楽しめる要素」があると、積極的に取り組めるようになるものです。
また、その要素が仕事の成果に通じてくるとその仕事が面白く感じて、仕事の質も上がっていきます。

「仕事を面白くする“チャンス”」の時に意識すること その2

・仕事仲間(上司や部下も含め)が変動的で人間関係が築きにくい、
ならば「職場のコミュニケーションは挨拶と礼儀をメインに」考えてみる

「職場のコミュニケーションは挨拶と礼儀をメインに」考えてみる

無理に媚を売ったり仲良くしてよく見せようとしても思うようにいかない時には、ただただ気が疲れるだけです。

最低限、挨拶と礼儀があるコミュニケーションがとれていれば、仕事をする上では十分ではないかと考えます。

…とは言っても、私の実体験では「挨拶」と「礼儀」だけで済まなかったことがあります。隣の席の人が仕事中に仕事以外のおしゃべりが過ぎる人で(私からみたら非常識な人で)「ねぇ、聞いてる?」と毎日懲りずに話しかけてくることがありました。先輩や上司から注意を受けても「変わらない人は変わらない」ということをその時私は学びました。仕事でも絡む隣人ということもあり、関係性を保とうと話を合わせたりすることが続き、どっちつかずの自分の言動にも疲れ、席替えのチャンスが来るまでは辛抱の日々でした。割り切る、振り切る勇気が必要でしたね…と私の未熟だった頃の話はここまでとして。

もちろん、同じ職場のチーム内で上手に付き合えるのであればそれはそれでいいすが、同じ箱の中にいると息苦しくなることもあり、なかなか難しいのが現状です。

もし、誰か仲良くしたい人を作りたいと思うのであれば、直接仕事に関係のないチーム外、部外、社外などがベターで、適度な距離感がポイントとなります。

「仕事を面白くする“チャンス”」の時に意識すること その3

・仕事も人間関係も先行きが不安
ならば、「仕事」「ひと」「お金」のバランスを保とうとしないこと

「仕事」「ひと」「お金」のバランスを保とうとしないこと

これはどういうことか?というと、

働くとなると次の3つの柱のバランスを基本に考えることが多いと思います。

「仕事(業務の内容)」
「ひと(人間関係)」
「お金(給料)」

この3つがそれぞれ充実していたら、楽しいことでしょう。

 

しかし、そういう好条件な状況はなかなかなく、実際には

「仕事(業務の内容)」は、やりたいことが出来て、充実していて楽しくて満足だが、「お金(給料)」はそれほど満足感がない

また、逆に、

「お金(給料)」は充分もらえてはいるが、「仕事(業務の内容)」が重労働できつかったり、「ひと(人間関係)」があまり良くないと感じている

こういうアンバランスさがよくあるのではないでしょうか。

 

もしくは、今回のケースのように

「仕事(業務の内容)」、「ひと(人間関係)」に不満があり、
「お金(給料)」にも特に魅力がなかったり

モチベーションが上がらないという状況もあるでしょう。

 

この3つの柱のうち、自分がコントロールできるものはただ一つ、

「仕事(業務の内容)」だけです。

 

今の仕事を続けていくには、このコントロールがポイントとなります。

「ひと(人間関係)」は、自分でコントロールできません。
(自分が誰かにコントロールされることをイメージしてみると理解できると思いますが、他人を思い通りにすることは難しいです。)

「お金(給料)」は、自分でコントロールできません。
(会社・経営者により決まることです。自身の功績をもとに交渉することはできるかもしれませんが簡単ではありません。)

まとめ
「仕事を面白くする“チャンス”」の時に意識すること

1.「自分が楽しめる要素」をプラスすること
→楽しさを足し算する
2.「職場のコミュニケーションは挨拶と礼儀をメインに」考えること
→気遣いを引き算する
3.「仕事」「ひと」「お金」のバランスを保とうとしないこと
→自分の力で変えられるもの、変えることが出来ないものを受けとめる